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12月のほけんのおはなし

「12月のほけんのおはなし」

 

明けましておめでとうございます。

本年もぽけっとランド浅草橋園を宜しくお願いいたします。

 

さて、12月のテーマは<鼻かみ(2歳児クラス)、予防接種について(幼児クラス)>でした。

 

☆鼻かみ(2歳児クラス)

昨年は2歳児クラスでも鼻かみの練習で鼻風船を使用しましたが、鼻への当て方が難しかったことがあったため、今年は鼻風船ではなく丸めたティッシュを鼻息で飛ばす練習をしました。鼻水は両鼻から勢いよくかんでしまうと、中耳炎になってしまうリスクがあるため、片方の鼻から息を出せるようにすることが、鼻かみの第一歩です。

ちょうどサッカーのワールドカップをやっている時期で、ニュースや街中でもにぎわっていたため、サッカーに例えて、サッカーは足で蹴ってボールを飛ばすけど、今日はティッシュボールを鼻からの息で飛ばすんだよと説明をしました。

新型コロナウイルス感染症対策として、向かい合わせには座らず、横並びで実施しました。

初めから片鼻からの息で飛ばせる子もいましたが、難しい子はまず口息から・・・

ティッシュボールが転がっていく様子が見えると、楽しくなり、鼻でもやってみよう!と

意欲を出して試みていました。「わたしの とおくまでとんだよ!」「ぼくのも みて!」と、できたことを喜ぶ2歳児クラスの子ども達。とても微笑ましかったです。

鼻水を綺麗に拭き取ることは、まだまだ大人の援助が必要ですが、まずは片方の鼻から息を出す練習をして、自分でも鼻をかんでみる、ということができるように今回のほけんのおはなしを実施しています。

ぜひご家庭でもティッシュボール飛ばし大会を開催し、子ども達が上手に片方の鼻から息を出せるようになる練習をしてみてください!

 

☆予防接種について(幼児クラス)

各クラスに、予防接種とはどういうものか、というお話をしました。

病気になると、本来は自分の体がバイ菌をやっつけるけど、なかなかやっつけられない時は薬を飲みますよね。でも、予防接種を受けることで、病気にならないですむこともあります。

予防接種には、大きく生ワクチン、不活化ワクチンという種類がありますが、子供には難しいため、本物のバイ菌を少しだけ、または、偽物のバイ菌を少しだけ、体の中に入れて、バイ菌をやっつけるための準備運動をしてくれる。予防接種を受けて自分の体が体の中で準備運動をすることによって、本物のバイ菌がたくさん体の中に入ってきて悪さをしようとした時に、そのバイ菌たちを病気になる前にやっつけることができる、と説明しています。

 

3歳児クラスの子ども達は、注射は痛くて怖くて嫌だけど、細胞がバイ菌をやっつける絵カードを見せると、「すごーい!」と盛り上がってくれました。

 

4・5歳児クラスでは、予防接種には注射以外の方法もあるということをお話ししました。

0歳の時に受ける、ロタウイルスは経口で、BCGはハンコ注射で。

どちらも記憶に残るものではありませんが、BCGは痕が残っているため、皆で洋服の袖を捲り、痕を確認しました。「どこどこ?」「あったよ!」と、お友達同士で探し合ったり、見せ合ったりしていました。

1歳になる前に受けている子が多いため、記憶に残っていることはないので、何人かの子は「おれはやってないよ!」と教えてくれますが、洋服の袖を捲ってみると、ちゃんと痕がありました。「あったよ!」と伝えると、「えーー??」と驚いている様子でしたが、BCGの痕は、皆が注射を頑張った証しであり、身体を守ってくれている証拠でもある、とお話ししています。

各クラスで注射は怖い?と聞くと、ほとんどの子が、「こわい」「いたいから やだ」と話している中、5歳児クラスの子たちはなんと頼もしいこと!怖くない!と言っている子が半数以上いました。どうして怖くないの?痛いのは嫌じゃない??と聞くと、「いたくないもん」「いたいのちょっとだから だいじょうぶ」とのこと。

予防接種の大切さを知ると、ただただ「こわい」と思っていたものも、我慢して頑張れるようになるかもしれません。

 

 

次回、1月は「はみがき(3・4歳児クラス)、ケガの応急手当、身体の仕組み/消化・病気について(5歳児クラス)」の予定です!

5歳児クラスは保健所の歯科衛生士によるはみがき指導が12月にあったため、園看護師による「はみがき」のほけんのおはなしはありません。

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