園ブログ・お知らせ

給食の様子

当園では、栄養士が配属しており、毎日子ども達の栄養バランスを考えた献立と、園内で調理し出来立てを提供できるようにしております。

栄養士と連携を取り、子ども達が少しでも楽しく食事に向かえるよう援助を行っていますよ。

下の画像は園で実際に提供したことのある献立になります。

この他にも、主食にご飯や食パンなどさまざまな食材を提供できるようにしております!

中期食後期食完了食普通食と4段階に分け、お子様の月齢や発達に応じた食事提供を行っていますよ。

また、調味料を使いすぎず、薄味を心がけることにより、食材本来の味やだしの味を味わえるようにも配慮しております。

 

さて、【子どもは薄い味付けを!】とよく言われておりますが、どうして【薄味】が必要なのか、皆様はご存じでしょうか。

子ども達に提供する食事に関する疑問点を3点栄養士さんに回答していただきました!

 

⭐︎薄味が好ましい理由


舌の表面には、小さなプツプツで味覚をとらえる味蕾(みらい)と呼ばれるものがあります。その数は子どもの方が大人より多いと言われていて、人生で最も味蕾が多い時期が赤ちゃんの頃です。

この味蕾は3歳までに形成されると言われ、大人になるにつれ減少していくのですが、 赤ちゃんの頃は薄味でも素材や、だしの味をしっかりと感じられます。小さい頃から濃い味付けのものに慣れてしまうと、糖分や塩分が多く高カロリーな食生活になり、生活習慣病の原因になる可能性があるため、味付けは大人の半分を目安にします。

この時期にできるだけ多くの種類の味を知り、様々な食体験を得ることがとても大切です。

 

⭐︎食材の固さ、大きさの理想


中期(7、8ヶ月)
舌でつぶせる絹ごし豆腐くらいの固さを目安に、3〜5ミリくらいの大きさのものをあげます。

後期(9〜11ヶ月)
歯茎でつぶせるバナナくらいの固さを目安に、5〜7ミリくらいの大きさのものをあげます。

完了期(12〜18ヶ月)
歯茎でかみつぶせる肉だんごくらいの固さを目安に、1センチくらいのものをあげます。

あくまでも目安ですので、お子様の成長や様子に合わせて食材の大きさや固さ、量は調整してください。

 

⭐︎トマトの酸味のなくし方


調味料で消すこと!
砂糖や塩、バターで煮ることで酸味は減ります。
もしくは、玉ねぎなど甘い野菜で煮込むのも効果的ですよ。

 

以上になります。おいしくて、たのしい給食時間を過ごせるよう、栄養士・保育士ともに工夫した保育を心がけています。

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